ブルガリアの世界遺産|東ヨーロッパの小国

ブルガリアの世界遺産

みなさんはブルガリアに行ったことがありますか?

日本人からすると、ヨーロッパの中心部にあるブルガリアは気軽に行ける国ではありません。

手前にイタリアやフランスなど、世界中の憧れの的になっている国があるというのもあってか、ブルガリアをあえて観光する人は比較的少ないのではないかと思われます。

それどころか、「ブルガリアの売りって何だったっけ?」と想像してみても、琴欧州勝紀を輩出した国であるということ以外なかなかイメージが湧かないのではないでしょうか。

しかしブルガリアには、日本にはない美しい絶景ポイントが数多く保存されています。

「そんな場所あったっけ?」と思われるかもしれませんが、それはブルガリアの美点をまだ知らないからそう思うだけなのです。

たとえばブルガリアには9カ所の世界遺産と2カ所の自然遺産があります。

「ブルガリアにも世界遺産があったんだ!」なんてビックリされるかもしれませんが、実はブルガリアは日本にある世界遺産とほぼ同数の世界遺産を保有している国なのです。

ちなみにその世界遺産のラインナップは、1982年に発見された古代墓地である「スヴェシュタリのトラキア人の墳墓」を始めとして、ホラー映画の舞台にもなったトラキア人の地下墓地(カタコンベ)「カザンラクのトラキア人の墳墓」。

ブルガリアを代表する美しい修道院である「リラ修道院」、世界でも稀に見る巨大レリーフ「マダラの騎士」、そして「ネセバルの古代都市」など、幅広い種類のスポットが世界遺産として登録されています。

これらのものを見て「ブルガリアって意外と色んな世界遺産があるんだ!」と驚かれたかもしれませんが、そもそもブルガリアはあまり知られてないだけで、美しいものも美味しいものもたくさんあるのです。

ちなみに、「ブルガリアはヨーグルトの国なんだから、入国したらまずヨーグルトを食べないと…」と、美味しいヨーグルトを求めて観光してしまう人も少なくないようなのですが、実はブルガリアはヨーグルトの発祥の地ではありません。

ヨーグルトはむしろ、トルコアイスなどでおなじみの隣国「トルコ」が初めに売り出したものなので、世界一美味しいヨーグルトが食べたいのであればトルコへ行くのがおすすめです。

ちなみに、「特色がよく分からない」国であるブルガリアですが、ホラー映画の影響からか、地下墓地(カタコンベ)を求めて訪問する観光客は多少増えています。

地下墓地というとブルガリアには、前述の「カザンラクのトラキア人の墳墓」のような世界遺産があるので、ホラー映画で観たような場所を求めて訪れる方は、この世界遺産の内部を観光するのですが、内部はお墓とは思えないほど明るい空間になっていますし、壁画の色合いも美しく、暗い印象よりも神聖な印象が先立つ世界遺産となっています。

そのため、ホラー映画のような世界観を求めて訪れた方はかなりガッカリするようなのですが、もう一つ、このスポットを訪れるとガッカリしてしまうポイントがあるのです。

それは何かというと、実はブルガリアの世界遺産は秘密主義的なものになっており、かろうじて公開はされているものの、写真撮影・動画撮影の類は一切NG。

撮影したいものがあっても撮ることはできないので、カメラが好きな方からするとどうしても物足りなさが残るスポットかもしれません。

また、世界遺産ではないのですが、非常に美しい姿をした共産党の廃墟も残っており、観たこともないようなサイバーな雰囲気をたたえているので、写真を撮りに行くのであればそちらの方が良いかと思われます。

ブルガリアには世界遺産以外にも、そういった美しい廃墟や「え?これは世界遺産じゃないの?」と思ってしまうような素晴らしいものが数え切れないほど存在するので、飽きやすく好奇心が旺盛な方にかなりおすすめです。

もちろん今は共産党政権ではありませんし、共産党時代の暗い雰囲気もないので安心して観光できます。